はじめての一人暮らし。

お部屋さがしにかかる費用をチェック!

はじめてのことには不安がつきもの。
特にお金のことは心配ですよね。
かといって、なかなか人には相談しづらいこと。
まずは情報収集が大事です。
お金がどの程度かかるのかイメージしてから
お部屋探しをスタートできると、安心ですね。

本当の意味で「お部屋をさがす」だけであれば、かかる費用は交通費くらい。
各種サイトで情報を集める際のネット代やパケット代、電気代などを含めてもそう高くはならないはず。
・・・なんて、不動産会社を冷やかすのが趣味の人じゃあるまいし、もちろん冗談です。
お部屋をさがすからには、気に入ったお部屋が見つかって契約するわけで、
このタイミングで多大な費用がかかります。
はじめての方は知らないこともあると思うので、どの程度かかるのか学んでおきましょう。

まず、お部屋を借りる際に敷金、礼金、仲介手数料の3つが必要になります。
近年は敷金、礼金、仲介手数料どれをとっても減少傾向にあるようですが、
それでも合計して家賃の2か月分程度はかかると言われています。
つまり、家賃が5万円の部屋を借りるなら、初期費用だけで10万円程度かかってしまうのです。

また、各種保険やクリーニングサービスなどへの加入も必要となります。
特に火災保険については必須ですね。
これらの金額は条件などで異なりますが、おおむね10万円前後は見ていきましょう。
加えて、前家賃として2か月分の家賃を請求されることも一般的です。

そんな風に各種料金が積もっていくと、最終的に家賃の6か月分程度が初期費用としてかかってしまいます。
先ほどの例で家賃が5万円だとすると、30万円ということになりますね。
はじめての一人暮らしだと、衝撃的に思える値段かもしれません。
ただ、これで終わりだと思わないでください。
これはあくまでも賃貸関係でかかる費用だけです。

実際はこれにプラスして引越し費用や家具・家電代がかかります。
引越し費用は間取りが1Kだとして、同一県であれば4万前後でしょうか。
少し距離があるともう少し高くなることも考えられます。
また、引越し費用は時期によっても変わります。
2月、3月は引越し業者も繁忙期で、値引きが難しいです。
高いだけならまだしも、スケジュールが詰まっていて引き受けてもらえないこともあります。
最近は働き方改革の動きもあり、スケジュールを無茶に詰め込まなくなっているようですね。
引越し業者には早めに依頼することをオススメします。
大抵の不動産会社は、引越し業者と提携しているので、部屋探しを依頼した不動産会社に紹介してもらってもいいと思います。
家具代については人それぞれですので何ともいえません。
家具家電付きの賃貸物件や、既に持っている家具を使いまわすのであれば0円ですね。
イチから購入し直すのであれば数十万単位でかかることも考えられます。
特に、部屋全体のテイストを揃えたいとか、家電はいいものでないとイヤだとか、
こだわりが強い場合は、多くの費用がかかってしまいます。

このように、一人暮らしを始めるのには膨大な予算が必要となります。
家賃5万円程度の部屋を借りる場合は初期費用として50万円程度みておくといいでしょう。

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